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「爆弾低気圧」6~8日に再来か 全国的に大荒れ予想

日本気象協会は4日、週末に日本海付近で低気圧が急速に発達し、6~8日は全国的に大荒れの天気になるとの予想を発表した。昨年4月に各地を襲った「爆弾低気圧」に匹敵する猛烈な風雨に加え、落雷や竜巻の恐れもあるといい、同協会や気象庁が注意を呼びかけている。

 低気圧は、北からの寒気と南からの暖気がぶつかった温度差から生まれる上昇気流で発達する。今回はそれぞれの勢力が非常に強く、寒気に乗り上げた暖気が上昇する勢いが強くなる見込み。気象庁の予想では、6日朝に992ヘクトパスカルの中心気圧が、7日朝には972ヘクトパスカルまで発達するとされる。

 今回の低気圧は、上空の偏西風から離れた場所で発達する見通し。偏西風の影響を受けにくい分、東に進むのが遅れ、長期間の暴風雨をもたらす恐れがある。

 同協会や気象庁は「交通機関の乱れや、飛ばされた物にぶつかってけがをする危険がある。不要不急の外出は控えて」と訴えている。積雪の多い地方では、雪解けと降水が重なり、洪水や土砂流出、雪崩なども起きやすくなるという。

 気象庁によると、昨年4月3~5日の爆弾低気圧では、全国76地点で観測史上の最大風速記録を更新。朝日新聞のまとめでは、少なくとも5人が死亡、数百人の重軽傷者が出た。


みなさんも注意してくださいね!
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